薄板も一瞬でピタッと接合!現場をガラリと変える溶接の新常識
0.5ミリや1ミリといった薄いステンレス板の溶接は、職人にとっても神経を使う作業です。
アーク溶接の火花を当てすぎると、一瞬で穴が空いたり、熱で波打つように反ってしまうのが理由。
そんな薄板加工の悩みをクリアにするのが、ファイバーレーザー溶接の技術です。狙ったスポットへピンポイントでエネルギーを叩き込むため、余計な熱が周囲に広がりません。
溶接スピードは従来の数倍に達し、板の裏側に焦げ目が残りにくいのも大きなメリット。医療器具や美容機器で使われる精密な筐体も、ツヤを保ったまま綺麗に接合できます。
手順としては、まず接合面の隙間を0.1ミリ以下にセットするのが綺麗な仕上げのコツ。
隙間なく固定したら、トーチの先端を軽く沿わせるように素早く移動させていきます。
隙間が出やすい部分には自動でワイヤーを送り出すモードを使えば、肉盛りもあっという間。薄板特有の「冷やしながら少しずつ打つ」という面倒な工程が完全に不要になります。
研磨にかかる時間も激減するため、建材や電子部品の試作現場でも引っ張りだこ。スピードと美しさを両立させたい現場にとって、なくてはならない存在になりつつあります。
弊社では中古の溶接機も入念に点検し、消耗品の交換からスロットの追加までカスタマイズ対応。
届いたその日からフル稼働できる状態で納品し、ものづくりのスピード向上を裏から支えます。

